創業者「久保政夫」が1941年八丈島より23頭の牛を連れて帰郷したところから、砂谷牧場が始まります。
政夫は病気の妹を救えなかった後悔を原動力に「牛乳の力で人々の健康と平和を」と強く願って山を開墾。「自ら作り自ら売る」ことで本当に届けたい牛乳を作ることができるという強い思いから、宅配牛乳を始めました。
それ以来、砂谷の酪農家さんから毎日届く生乳は、砂谷の工場で牛乳・乳製品へと加工されます。素材の味を活かした優しい素朴な製品が、砂谷牛乳の長年変わらない魅力です。
砂谷牧場(現久保アグリファーム)ができて来年で80周年になります。
宅配から始まり、現在では保育園・レストラン・カフェ・スーパー等で取り扱っていただいています。オンラインショップの開設で遠方の方にも砂谷牛乳をお届けできるようになりました。本当にありがとうございます。
創業者の理念を引き継ぎながら、「消費者交流こそが酪農発展の原点」だと2代目久保正彦は考えます。工場に隣接する牧場を解放し、ジェラートショップ・カフェもオープンしました。ぜひ牧場で、目の前にある牛乳がどんな生き物からどうやって作られるのか、「土作り、草作り、牛作り」の現場を体感してください。
この度のコロナウイルスの影響による厳しい状況において、皆様に温かいご支援をいただきましたこと、心より感謝いたします。